村西とおる

いま、AV業界が「出演強要問題」に揺れている。今年3月、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウは、被害件数が4年間で93件にのぼるとする調査報告書を発表。さらに同団体の事務局長である伊藤和子弁護士は、業界の問題を「国連に訴え出ることで人権問題化し、解決する」との考えも述べている。こうした動きに異を唱えるのが、AV監督の村西とおる氏だ。 伊藤和子弁護士の所属する弁護士業界では、2013年に98件、14年に101件の懲戒処分を受けた弁護士がおります(略)弁護士費用を受け取っていながら弁護活動をしなかったり、預り金を使い込んだり、との弁護士にあるまじき不祥事が続出しております。 (AV業界に比べて)ダントツに多い被害件数があるからといって、手前どもは伊藤弁護士のように「一向に改まらない業界の問題を、国連に訴え出ることで人権問題化し、解決する」といった考えに立ちません。氷山の一角、との認識です。 性を「忌わしいもの」と憎悪をなされている「性差別主義者」なのでしょうか。あるいは、慰安婦問題で「性奴隷」という言葉を世界に広められた方の一人という話もございますから、AVの問題を国連に持ち込み(略)日本を貶めることが大好きな特定のイデオロギーに染まられているからでしょうか。